ゆっくり、のんびり、適当に。

アトピー喘息アレルギー、子育て、趣味のブログ。byあんころ

続、アトピーの子どもが溶連菌に感染したら【注:画像あり】

こんにちは。あんころです。


こちらは、アトピーの子どもが溶連菌に感染したら - ゆっくり、のんびり、適当に。の続きです。
では書いていきます(^-^)



※※※



病院から「抗生物質を飲めば湿疹も引いてくるから」と言われた湿疹ですが、飲み始めた翌日あたりから徐々に赤みの勢いがなくなっていき、5日目ほどでだいぶ綺麗になりました。
その間せっせとステロイドも塗りました。
この「溶連菌の湿疹」がとにかく痒くてかわいそうで。

下の子どもは、普段はぱっと見ただけならアトピーとは分からない状態です。
それなのに全身真っ赤で痒くて掻いてしまって…

ちなみに、これが、溶連菌のときに子どもに出た湿疹です。


【正面、お腹】
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【側面、お腹】
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うぉー
自分のお腹も痒い気がしてくる(>д<)


熱が引いてからも、湿疹がある間はお風呂は旦那に入れてもらう、などして、私にもアトピーの傷があるので自衛していました。
幸い家族にもつうりませんでした。



溶連菌は私も長男もかかったことがありますが、発熱(高熱でないときもあった)や喉の痛みが主な症状で、湿疹は初めての経験でした。
長男は、高熱で頭痛を訴えてきてインフルだ!と病院へ行ったら溶連菌、高熱ではなく喉の痛みがあり溶連菌か?!と受診するとインフル、ということもありました。


皆様もお気をつけ下さいね。
特に皮膚疾患がある人には、湿疹はとても辛そうです。



※※※



実はこの1ヶ月の間に、下の子は2度「溶連菌陽性」の診断を受けました。

2度目は微熱でしたが、湿疹がうっすら…
また溶連菌?と受診しましたが、「薬塗って1日で治まるなら溶連菌じゃない」とのこと。
検査して欲しかったけど、そう言われると、言えない。
その後数日微熱が続き不安が増していたとき、耳掃除で行った耳鼻咽喉科でついでに溶連菌の検査をしてもらったら、「陽性」。

私が動揺していると、その医師はこう言いました。
前回の溶連菌が治ってなかったのか新たに感染したのかは分からない。
ただ、「陽性」だと悪いのか?と。

今の時代、溶連菌感染症の二次感染のリスクはほとんど無いし症状が軽くて治療していない人もたくさんいる(だからそんなに心配する必要はないということ)。
まして、治療しているのだから、と。
耳鼻咽喉科では「陽性」出ちゃったのでお薬出します、と抗生物質を頂きました。



…いやいや陽性が出たんだから悪いだろ!
と思っちゃいますよね。
わかります。
でも、今回のことで溶連菌についてあれこれ調べたら「溶連菌の保菌者」がいることを知りました。
抗生物質で菌を全部やっつけられなかった人、症状が軽いなどの理由で治療しなかった人、感染しても発症しなかった人、です。
菌を持っているので、例えばインフルエンザウイルスが原因の発熱があっても、溶連菌の検査をすれば「溶連菌、陽性です」となってしまうそうです。

「溶連菌が陽性」+「発熱などの症状」=溶連菌感染症とは限らない

ということですね。


下の子は耳鼻咽喉科を受診したときには元気だったので、検査も大事だけど、その結果に振り回されちゃいけないよと、耳鼻咽喉科の医師は伝えたかったのだろうなと思っています。



※※※



いろんな考えがありますね。
今はインターネットがありますし、患者側も私のように症状を調べてから受診する人も少なくないのではと思います。
それをよく思わない医者もいるし(実際にいました)、正しい情報かどうかの判断は素人にはできない。
でも情報がないと、早期に治療できなかった、なんていうことになる可能性もあると思います。
検査して欲しいってどうしてもっと強く言わなかったんだろう。
そう後悔するのは辛いです。
自分の体じゃなければ尚更。


前述の耳鼻咽喉科の件ですが、1日だけでも湿疹がでて、微熱とはいえ発熱がありしばらく続いたので、治療をして良かったと思っています。
というのも、1週間後にまた発熱したのです。
このとき、私はいつもの小児科に行き、年末から2度も溶連菌になったことを話し、インフルエンザと溶連菌の検査を希望しました。
医師は「ついこの間なったばかりでしょ。検査したら出るよ。そういうものだよ。」と、2次感染がないとは言わないけど問題ないと言いました。
検査はインフルエンザのみ、陰性でした。
その後高熱が続き、他の小児科にかかったときに(いつもの小児科が休みだったので)これまでの話をしたら、医師の方から溶連菌の検査をしてくれました。
結果は陰性です。
ということは、耳鼻咽喉科で出された抗生物質が効いたんですね。
溶連菌やっつけたんですね。


いつもの小児科さん、「そういうもの」じゃなかったですよ( ´Д`)
いやまぁ、言いたかったことは分かりますよ。
きっと耳鼻咽喉科の医師と同じでしょう。
だけど、ふわっとした言葉で大丈夫と言われても余計に不安になるだけ。
重症化する人がたった1%の確率だとしても、だからほとんど無いから大丈夫!じゃなくてその1%ではない理由が欲しいのです。
面倒な患者ですかね(笑)


これまでの小児科巡りや今回のこと、長男が小児特定疾病になったことなどから、根拠のない「大丈夫」を信用できなくなっている自分がいます。
母親の勘や不安は的中するものだな…と思ってしまいます。


素人の患者をもう少し信用して、一歩踏み込んで話して欲しいと思うのです。


皆さんはどうでしょうか。



最後に、年末年始の休日担当医さん。
本当にありがとうございました。
初めて行った小児科でしたが、高齢の医師で、大丈夫かな?と心配になりました。
私の住んでいる市で唯一の小児科の休日担当医です。
食事も取れてないのでは…
本当に重労働です。

こんな遅くに申し訳ないという気持ちでいっぱいでした。
おかげて子どもの肌はつるぴかに戻り安心して新年を迎えることができました。
スタッフの方も、薬局の方も、ありがとうございました。



おわり。