ゆっくり、のんびり、適当に。

アトピー喘息アレルギー、子育て、趣味のブログ。byあんころ

アトピー患者の私が作る手作りコスメ~『手作りコスメ』に至るまで~*アトピー治療

こんにちは!
生まれつきのアトピー患者のあんころです。


蒸し暑い日が続きますね。
私の住む地方も梅雨入りしましたよ~
傘を持ち歩く機会が増えましょうが忘れて帰らないようにお気をつけくださいね。


ところで私、過去記事で「オールインワン乳液」なるものを手作りしているという内容を書かせて頂きましてね。

近年では化粧品を手作りされている方が増えているようで、
ネットで検索すると、手作り化粧品の材料を販売しているショップや、レシピ集等のサイトが幾つも出てきます。


今回は、「なぜ化粧品の手作りに手を出したのか?」という内容を
アトピー患者』の立場から書いていきたいと思います。


手作り化粧品についての体験談や感想など♪

作り方はまた後日(*´∀`)お待ちください。


⏩過去記事こちら⇒
アトピー患者の私が使う化粧品をご紹介 - ゆっくり、のんびり、適当に。





※※※






私は約5年前から乳液やクリームの自作を始めました。

顔のアトピーは数年毎に悪化→沈静を繰り返しており、悪化時にはいつもの化粧品が使えなくなります。


無添加」「自然派」「オーガニック」「敏感肌用」
こんな事が書いてある化粧品、たくさん使いました。


しかしどれも合わない。
しみる、熱感、乾燥、湿疹、痒い!

顔が腫れ上がり、マスクをして会社へ行きました。
コンタクトもできなくて眼鏡に変更。
ドラッグストアへ通い、ネットのお試し品をオーダーする日々。
お金がどんどん消えていきます。

肌だけじゃなくてね、心とか財布の中身とかいろいろと悪化の一途を辿るんです。


結局、市販されている化粧品は使えないのでは…という結論に至りました。
絶望ですよ( ノД`)

そんなとき、ネットで情報収集していたら『洗顔後オイルだけ』というオイルケアと出会ったのです。



余計なものは何もない。オイルだけ
これならかぶれないっしょ!と飛び付きました。

が、しかし。
これも乾燥したり痒みが出てしまって合わない(泣)

やはり水分が必要か?と、水分とオイルを掌でばーっと混ぜてつけてみても最後は乾燥してしまう。


何度も試した結果、どうも私の肌は乳化しているものでないとダメなんじゃないかというところに思い至りました。


私が使えなかった化粧品たちは、何を付けても平気!で丈夫な肌の持ち主である母行きです。
もしくは当時やっていたオークションへ。


そういう訳で、化粧品の自作が始まりました。



※※※



現在私が作り続けているものはオールインワン乳液と、色付きリップクリームです。

乳液はオイルと水分の量を変えて、年中使用しています。


実を言うと今でも、これ使えるんじゃない?と淡い期待を抱いて市販の化粧品を買ってしまうことがあります(;'∀')


だって作るの面倒なんです。
あ、言っちゃった( ゚д゚)ハッ!


それでね、2回目くらいから乾燥やら痒みやら出てきて→薬→後悔→自責の念に苦しむ。これを繰り返す。
結局治るまでに数日~1週間ほどかかり、懲りもせずまたやっちまった!ですわ。


だいたいね、上にも書いてある「無添加」「自然派」「オーガニック」「敏感肌用」…、なんかイイ響きですよね。
つい手に取ってしまうの。
しかし何が添加されてないのか、何をもってして自然派を謳っているのか、オーガニックならいいのか、何を基準に敏感肌用としているのか、そこですよね。
商品に書かれている文字を隅から隅まで読めば、その『何』が書かれているはずです。
よく目にするのは「防腐剤無添加」とか、オイルがオーガニックだとか、何種類もの植物エキスもしくは植物由来の有効成分が入ってるとか、ではないでしょうか。


そして今なら思えるのです。
そんなものはどうでもいいと。

なぜなら、自分の肌に刺激のない化粧品が目的だからです。

パッチテストはするとして、
読むべきは『成分表』
その商品に対して、占める割合の多い順になっています。
で、成分表を読むようになると、今度はやたらと成分が気になってくる。
これはどーだ、あれは良くないらしい、と調べ出す。
時間のある人は、合わなかった化粧品に入っている共通の成分の炙り出しでもしてみてはいかがでしょうか。
根気が要ります。きっと。
同じ成分でも表記が違ったりするものもあるしね。
それにほとんどのメーカーはその成分がどの程度の量で使われているのか記載していません。
疑わしいものがあっても、本当にその成分がダメなのかなんて例えば水溶性の成分ならただの水にその成分だけを適量入れたものを肌に付けてみるということをしないと分かりっこない。
と、思っています。
所謂『成分のパッチテスト』ですね。
自力でするには手間ですね…
成分の取寄せがどこまで可能なのかも、ね…



だから私は成分表も割とどうでもいい。
何の成分が合わないのか不明なので気にしません。
着色料ぐらいでしょうか、気にするのは。
赤色とか書いてあったらさすがに遠慮しておきます。


一応書いておきますが、成分レベルのパッチテストをしてくれる皮膚科もあるようです。
お近くにあるかどうか調べてみるのも手ですね。
買う前に気になる化粧品が使えるどうか分かるってすごく嬉しいですよ。



※※※



それはそうと、上で書いた「オイル」だけのケアとかね、肌に合うなら、余計なものを肌につけなくていいし節約&時短でとても良いと思います。
やり方は「洗顔後の水分が残った湿った肌に、1~2滴のオイルを掌で伸ばして温めて、つける」。
これだけです。
ポイントは『水分が残った湿った肌』『1~2滴』
乾いた顔に付けたりオイルの量が多いと、とてかてかべとべとになりますよ。


顔だけじゃなくて全身に、この方法でオイルを付けるとしっとりして良いですよ(^^♪
お風呂上がりのびしょびしょの状態でオイル少量をばーっと体に伸ばしてしまいます。
そしてタオルでぽんぽんと抑えて水分を吸い取ります。
タオルを横に滑らせて拭きとらないように気を付けてくださいね。


オイルにフレグランスオイルを数滴垂らして香りを付けて楽しむこともできます。
大好きな香りに包まれて、ほんの一時、幸せな気持ちになったりします。
精油ももちろんOKなのですが、我らアトピー肌には強すぎる場合もあるので、自己判断でね!!


次回は材料などの紹介をしていきたいと思います。




では、さようなら。



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