落屑(らくせつ)season2~アトピー肌はターンオーバーが早い~
顔の脱プロトピックに挑戦してから約2週間たち、再び落屑が始まりました。
服が汚れてフケみたいで嫌なんだけど、フケといえばフケだよなと、出所が頭か顔の違いしかないことに改めて気付かされたりしていました。
どうも、こんにちは。
あんころです。
落屑
皮膚がぼろぼろと剥がれて落ちていきます。
触っても落ちるし触らなくても落ちたりする。
その時の肌は皮が剥けてるので汚いです。
服にもつくし、もう全体的に汚い感じ。
ダニの餌だわー
ほーれ、ほーれ、餌だぞー
と心で呟きながらその様子を眺める私。
若干、現実から目をそらしています。
そうやって心を守っているのです。
そんな折、
子どもに「ママきたないねぇーー」と可愛い声で言われました。
お母さん泣いてもいいですか。
なぜ落屑が起きるのか
皮膚って、傷ついたり痛んだりすると下から新しい皮膚が作られて出てきて、自然に剥がれ落ちます。
分かりやすい例ですと、「瘡蓋」です。
転んだりして少し大きい傷ができると、まず浸出液が出てきてそれがだんだん止まり固まってきたりして、瘡蓋が出来てきますよね。
傷がひどければひどい程、浸出液はたくさん、長い間出続ける気がします。
瘡蓋が気になって剥がしてしまう人いると思うのだけど、また血が出てきちゃったりしますよね。
それはまだ新しい皮膚が出来てないからです。
瘡蓋は、新しい皮膚ができるまて、菌とか悪いものが体内に入らないように傷口を守ってくれています。
皮膚ができてくると瘡蓋は自然に剥がれます。
アトピーも同様に、炎症や掻いたせいで傷付いた皮膚が剥がれ落ちているのです。
アトピー肌はターンオーバーが早いとか
ターンオーバーって知っていますか?
皮膚は28日周期で生まれ変わっていると言われています。
28日かけて肌を守る役目を終えています。
化粧品のカウンセリングをしたことのある方なら聞いたことがあるんじゃないかと思います。
皮膚病の無い健康な肌の場合、ターンオーバーを正常にしましょう!と言われれば、通常の洗顔で落ちきれない古い角質を落とすためにピーリングしたり拭き取り用のコスメを追加したり、「ターンオーバーを早める」働きかけをするものです。
でもアトピー肌は違う。
(引用元:皮膚科にかかる時の常識)
このように、下から、基底細胞→有棘細胞→顆粒細胞→角質へと変化していきます。
アトピーの場合、元から肌の抵抗力が弱くて傷付きやすいですよね。
本来なら新しい皮膚がきちんと出来上がってから剥がれるはずの表の皮膚ですが、炎症で傷んだり掻いてしまうと、早々と剥がれてしまいます。
そこへまだ表に出てくる予定ではなかった未熟な皮膚がこんにちは。
懸命に外部からの刺激から体を守るも未熟故に傷付きやすい。
この皮膚も28日を待たずにさようなら。
この悪循環がループしてしまうのです。
まだ未熟な皮膚が代わる代わる出てきて体を守っているんですね。
上で書いた「瘡蓋」に置き換えてみましょう。
傷がきちんと治っていないのに瘡蓋がどんどん剥がれてしまうので、傷そのものがなかなか治りません。
すぐに出血してしまうかもしないし、
小さな傷口から菌が入って感染してしまう可能性もあります。
トラブルを繰り返す間に、いつの間にか傷が広がってしまっていた、なんてことも。
正常な蓋がないということは、とても危険なことかもしれません。
私は、アトピーならば、ターンオーバーを遅らせる対策が必要なのではないかと考えています。
保湿?脱保湿?
私はこれまで、新しい肌ができるまでできるだけ表皮が剥がれないようにするために「保湿」が大切だと思っていました。
今も割りとそう思っているのですが…
しかしここで何もつけないほうが、新陳代謝を促すという記事もネットで見かけて。
正直ちょっと迷いました。
とりあえず…
私の選択は「保湿」、かなぁ?
家に籠っていられるなら限界まで脱保湿をやってみることも考えられたのですが…
外に出ないといけないのに、周りの人が不快になるであろうレベルの肌の状態(T-T)
蚤の心臓に多少毛が生えたレベルなのでこれ以上は勇気が出ません…
というわけで、まずは顔に何かつけれるようになったらいいな。
頑張れ私の皮膚よ。
さてこれこらどうなるのでしょう。
まだまだ迷 走 中。
終。