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アトピー喘息アレルギー、子育て、趣味のブログ。byあんころ

発達障害の子どもの将来って

こんにちは。
あんころです。


※タイトル通り、発達障害について思うことを書いています。
ご気分を悪くされる方がいらっしゃるかもしれません。
デリケートな内容ですので、ご心配な方は下記は読まずにお引き返し下さい。








最近はだいぶ言葉が浸透してきたと思われる「発達障害」。
昔はあまり知られていなかったように思います。
「変わった子」というレッテルを貼られて生きづらさを感じながら健常者と同じ社会で、生きてきたようです。
「大人の発達障害」という言葉もたびたび目にするようになりました。
大人だからもう手遅れというわけではなく、良い薬もあるようで、症状が改善したりもするようです。



さて、私が考えていたのは子ども発達障害です。

発達障害という言葉の広まりとともに、診断される子どもが増えているようで、早期の療育が効果的だそうですよ。


障害の程度によっては、療育を受けて、苦手を克服して出来ることが増えていって、健常児に追い付く場合もあるとかないとか。
発達障害の診断そのものがなくなる(診断されなくなる)こともあるようです。


とても素晴らしい話です。
そして親はすごく、本当にとっっても大変だと思います。


でも、希望を持てる。
だから頑張れるのだと思います。





ただ、私はその先を考えてしまう。
発達障害児の育児がとてつもなく大変だと思うからこそ、だ。



私の子どもたちが大人になったとき、幼少期に障害があって、現在は普通に働いているという人たちがたくさんいるだろうと想像できます。
同僚や友達にもいるかもしれない。
それはいいのです。




ただ、もし、その関係が『恋人』だったら?
結婚を考えていたら?



私は、「今は」自活できている一人前の立派な大人だから、「結婚?いいよ、素敵な人と出会えたね。」と祝福できる気がしない。

二人で生きていくならいい。
でも子どもを望むなら、戸惑ってしまうと思う。



その人は「今は」大丈夫だけど、その障害が遺伝したとき、子どもはもしかしたら障害の程度が違うかもしれない。
重くて、介護の日々かもしれない。




そう。私は『遺伝した時』について考えているのです。


育児は楽ではありません。
発達障害があるなら尚更です。



できれば、我が子には苦労を背負って欲しくないと思ってしまいます。




我が子が「健常者」なら、同じように「健常者」のパートナーを見つけて欲しい。

我が子が「障害者」なら、障害を受け入れてくれる優しいパートナーと出会って幸せになって欲しい。



私はこんなふうに、矛盾した、勝手なことを願ってしまうのです。



障害者の親は「今は何ともない」とか、「通院して薬を飲んで落ち着いている」とか、だから問題ない、差別するなと言うだろう。
健常者の親は「昔、診断されているじゃないか」とか、「子どもに遺伝したらどうするんだ」とか、苦労する可能性が高いのに結婚は許可できないと言うだろう。

そこで子どもは作らない二人で生きていくと言われれば、余計に考え直せと必死に説得したりするのではないか。


上記はもちろん、だだの私の妄想でありますが、どちらの立場も納得できると思うので答えがでないのです。




今の大人は診断される機会がないまま生きてきて、知らずに結婚して、家族のいる人もたくさんいるでしょう。



でも既に診断されていたらどうなっていたでしょう。
療育や薬の処方で生きやすかったのかもしれません。
でも今の職に就職できて、結婚して家族を持てていたのでしょうか。




皆さんはどう考えますか。






終。